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マルモブレストクリニック

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乳がんの治療Medical Treatment

手術治療

乳がんの大きさ、部位や乳房内の分布に応じて乳房温存術や乳房切除術と言った術式が選ばれます。

乳がんの患者さんの約60%が乳房を部分的に切除し、乳房の形を保つように補正する乳房温存術を受けられています。
温存療法の場合は術後に乳房への放射線照射を併用する事が標準です。 約40%の患者さんは病気の存在部位や範囲が広いなどで乳房全体を切除する乳房切除術が選択されます。

またどちらの術式でも従来は腋窩リンパ節を切除(郭清)していましたが、現在ではリンパ浮腫等の術後の合併症を減らすために腋窩郭清を省略する方法(センチネルリンパ節生検)が標準となっています。これによりリンパ浮腫などの合併症の発現が軽減したり、入院期間の短縮など、患者さんの負担が少なくなりました。

薬物療法

乳がんの治療は手術だけではなく、再発率を減らすために術前、術後補助療法と言った薬物療法と照射療法が組み合わされて行われます。 がんの種類、性質やホルモン感受性等を調べ、多くの薬剤の中からその方に合った薬剤や治療法の組み合わせが選択されます。

乳がんの薬物療法には、抗がん剤以外に比較的副作用の少ない抗ホルモン剤などを使った内分泌療法も大きな比重を占めます。数多くの臨床試験から乳がん患者さんの予後の改善などの術後補助療法の有効性が証明されており積極的に治療が行われています。