乳がん検診Screening
乳がんは自分で触れる事の出来る、数少ない癌です。
乳がんの検診はまず自己検診からです。馴れれば難しく有りませんし自分自身で安心出来ます。
乳がんは自分で触れる事の出来る、数少ないがんです。
自己検診を習慣的に行ない、さらに1年1回は検診施設、専門病院でマンモグラフィーや乳腺超音波検査と言った画像検査を受けましょう。
画像検査を受ける事により触診では分からない小さな病気を発見する事が出来ます。
国内のさまざまな研究報告からも視触診だけでなく、画像検査を同時に行う事により乳がんの発見率がおよそ2倍になることが分かっています。
しかし現状では残念ながら我が国の検診受診率は海外諸国に比べ極めて低くなっています。
(米国80% 我が国31%)
受診率は40歳以上の対象者の31%、45歳から49歳が最も高く46%ですが、厚労省の目指す50%には至っていません。
乳がん検診の結果について - カテゴリー分類
乳がん検診の結果はカテゴリー分類と言われる、共通の診断基準で表します。
検診で異常のあった方は次の表を参考にして下さい。
検診では、見落としを少なくするために少しでも疑いが有ればカテゴリー3と判定されます。
ですから検診で異常が指摘されても必ずしも慌てる必要は有りません。カテゴリー3の場合の多くは実際は精密検査で異常を認めません。
カテゴリー1 | 異常なし |
---|---|
カテゴリー2 | 良性、明らかに良性と診断できる所見が有る |
カテゴリー3 | 良性、しかし悪性を否定できない。 |
カテゴリー4 | 悪性の疑い |
カテゴリー5 | 悪性 |
カテゴリー3以上の方が要精密検査となります、該当された方は専門施設を受診しましょう。
当院でも精密検査を実施しておりますので、一般診察からご予約いただくかお電話でご相談ください。